Googleの検索数を調べる!キーワードの検索ボリュームの調べ方を解説

検索数を調べる!Googleキーワード検索ボリュームの調べ方を解説

キーワードの検索数(検索ボリューム)を把握することは、効果的なSEO対策の第一歩です。本記事では、無料で使えるGoogle公式ツールやそのほかの便利なツールを使って、キーワードの検索数を調べる方法を詳しく解説します。

サイト運営者やマーケター、これからブログを始める方に向けて、適切なキーワード選定のコツから、検索数データの読み方、実践的な活用方法までを分かりやすくお伝えしていきます。

目次

Googleの検索数とは?

Googleの検索数とは?

インターネット上での情報検索において、Googleは世界最大の検索エンジンとして知られています。検索数、つまり検索ボリュームとは、特定の期間内にGoogleで実行された検索クエリの総数を表す指標です。

この数値は、インターネットユーザーの情報探索行動を把握する上で重要な意味を持ちます。

Googleの検索規模は、年々驚異的な成長を遂げてきました。2016年時点で、年間2兆回以上の検索が行われていることが明らかになっています。この数字を具体的に分解すると、1日で55億回、1分間で380万回、1秒あたり約63,000回の検索が実施されていることになります。これは、世界中の人々が絶え間なくGoogleを利用して情報を探していることを示しています。

この巨大な検索量は、2012年に公表された年間1.2兆回から約4年間で大幅に増加しました。さらに遡ると、1999年にはわずか年間10億回程度だった検索数が、2000年には140億回、2009年には3,650億回を超えるなど、インターネットの普及とともに急激な成長を遂げてきた経緯があります。
(ただし、Googleは正確な検索数を公表していないため、実際の数値はさらに大きい可能性があります)

参考:Search Engine Land|Google now handles at least 2 trillion searches per year

検索数と検索ヒット件数の違い

検索数と検索ヒット件数は、一見似ているようですが、その意味や用途は異なります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

定義確認方法用途
検索数実際の検索回数専用ツール需要把握
検索ヒット件数該当ページ数検索結果画面競合把握

検索数は、ユーザーが実際にGoogleなどの検索エンジンで検索した回数を表しています。aramakijakeやGoogleキーワードプランナーなどの専用ツールを使って調べることができ、通常は月間の平均検索回数として表示されます。検索数がわかれば、そのキーワードに対する需要の大きさを把握でき、SEO対策の優先順位付けに活用できます。

例えば、「SEOとは」という検索キーワードの月間検索数は2万2,200回(2025年3月調べ)あることから、このキーワードに対する高いニーズを確認できます。

一方、検索ヒット件数は、検索結果画面に表示される「約◯◯件」という数値のことを指します。

2024年5月以降は、検索結果画面の「ツール」をクリックすると表示される仕様に変更されています。この数値は、入力したキーワードに関連するWebページの数を示しており、そのキーワードでどれくらいの競合サイトが存在するかを把握するための指標となっています。

需要の把握には検索数を、競合状況の確認には検索ヒット件数を活用するなど、目的に応じて使い分けることが重要です。

例えば、ある商品名で検索数は多いのに検索ヒット件数が少ない場合、需要は高いが競合が少ない有望な市場と判断できます。

月間検索ボリュームを調べる重要性

月間検索ボリュームは、特定のキーワードがGoogleなどの検索エンジンで1ヶ月間に検索された回数を示す指標です。この数値は、そのキーワードに対するユーザーの需要の大きさを直接的に表現しています。

例えば、「Google」というキーワードの月間検索数は612万回を超え、「SEO対策」は月間2万2千回程度の検索があることがわかっています。(2025年3月調べ)

高い検索ボリュームを持つキーワードで上位表示を獲得できれば、多くの自然流入が期待できます。例えば、検索1位にあるWebページのクリック率は平均28.5%といわれており、月間検索数が1,900回のキーワードで1位を獲得した場合、理論上は月間約540回のクリック数が見込めることになります。

検索数を無料で調べる方法

検索数を無料で調べる方法

キーワードの検索数を調べるには、ツールを活用する必要があります。ここでは、以下3つの無料ツールを紹介します。各ツールには特徴があり、用途に応じて使い分けることで効果的な調査が可能です。

ツール名特徴メリットデメリット
aramakijake登録不要即時利用可機能限定
GoogleキーワードプランナーGoogle公式信頼性高登録必要
Ubersuggest無料枠あり機能充実利用制限あり

aramakijakeは登録不要で即座に利用できる検索数予測ツールです。シンプルな機能と直感的なインターフェースが特徴で、検索窓にキーワードを入力するだけで月間の推定検索数を確認できます。

ただし、複数キーワードの一括チェックには対応していないため、大量のキーワードを調査する場合には不向きといえそうです。

Googleキーワードプランナーは、Google公式の検索ボリューム調査ツールです。複数キーワードの一括チェックが可能で、関連キーワードの提案機能も備えています。ただし、利用にはGoogleアカウントの登録が必要です。無料版では、検索ボリュームの項目は「100~1000」といった範囲での表示となりますが、広告出稿をすることでより詳細なデータを取得できます。

Ubersuggestは、SEO分析機能を含む総合的なキーワードツールです。検索ボリュームだけでなく、SEO難易度や競合分析まで行えるため、より戦略的なキーワード選定が可能となります。無料版は1日3回までの利用制限がありますが、基本的な機能は無料でも使用できます。

Googleキーワードプランナーでの検索ボリューム確認

Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認するには、まずGoogleアカウントを作成してGoogle広告にログインする必要があります。ログイン後、「ツールと設定」から「キーワードプランナー」を選択し、「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。

調査したいキーワードを入力すると、月間平均検索ボリュームや競合性、入札単価の目安などが表示されます。複数のキーワードを一度に入力することも可能で、CSVファイルでのアップロードにも対応しています。

データを把握する際は、検索ボリュームの傾向と競合性のバランスを見ることが重要です。高いボリュームのキーワードは競争も激しい傾向にあるため、自社のウェブサイトの強さに応じて適切なキーワードを選定していく必要があります。

無料ツールを活用した検索数の調査

各無料ツールは、それぞれの特徴を活かした使い方をすることで効果的な調査が可能となります。aramakijakeは単発的なキーワードチェックに、キーワードプランナーは包括的な調査に、Ubersuggestは競合分析を含めた詳細な調査に適しています。

具体的な使用方法として、まずaramakijakeで概算の検索数を確認し、見込みのありそうなキーワードをキーワードプランナーで詳しく調査するという手順が効率的です。さらに、Ubersuggestで競合状況を確認することで、より実現性の高いキーワード戦略を立てることができるでしょう。

検索トレンドの確認と季節変動の把握

Googleトレンドというツールを活用することで、検索キーワードの時期による変動や地域性を詳細に把握することができます。例えば「スキー場」というキーワードは11月から3月にかけて検索数が大きく増加し、夏季には減少するといった季節性を示します。同様に「おせち料理」は12月に検索数が急上昇し、1月初旬にピークを迎えた後、急激に減少するパターンを示します。

季節変動のあるキーワードには、周期性があります。「花見」や「海水浴」といった季節のイベントに関連するワード、「年末調整」や「確定申告」といった制度に関連するワード、「エアコン」や「こたつ」といった季節商品に関連するワードなどが該当します。これらのキーワードは、需要が高まる1~2ヶ月前からコンテンツを準備し公開することで、効果的な集客が見込めます。

トレンドデータの読み方として重要なのは、相対的な変化の推移です。グラフでは期間中の最高値を100とした相対値で表示されるため、複数のキーワードを比較する際は実際の検索ボリュームの差に注意が必要となります。また、地域別の検索傾向も確認でき、例えば「かき氷」は沖縄では年間を通じて一定の需要がありますが、ほかの地域では夏季に集中する傾向があります。

SEOに活かすキーワードボリューム戦略

SEOに活かすキーワードボリューム戦略

検索数データはSEO戦略の基盤となる重要な指標です。適切な検索ボリュームを持つキーワードを選定することで、効率的なトラフィック獲得が可能となります。ただし、単純に検索数の多いキーワードを狙えばよいというわけではありません。競合状況や自社サイトの強さを考慮した上で、適切なボリュームのキーワードを選択する必要があります。

新規サイトの場合は、まずロングテールキーワードで実績を積み、徐々にボリュームの大きなキーワードにチャレンジしていく段階的なアプローチが効果的です。具体的には、月間検索数が100~300程度の具体的なニーズを持つキーワードから始め、サイトの評価が上がってきたら500~1000程度のキーワードに挑戦していきましょう。

ビッグキーワードとロングテールキーワードの使い分け

検索キーワードは、そのボリュームによって以下3つの種類に分類され、それぞれ異なる特徴があります。

種類検索数特徴適した用途
ビッグキーワード10,000以上競合が多く、難易度が高い認知向上
ミドルキーワード1,000~10,000中程度バランス型
ロングテールキーワード1,000未満競合が少なく、難易度が低いコンバージョン

ビッグキーワードは月間検索数が10,000以上あり、主に業界や製品カテゴリーを表すキーワードです。例えば「スマートフォン」「ダイエット」といった単一のキーワードが該当します。認知度向上には効果的ですが、競争が非常に激しく、上位表示を獲得するのは容易ではありません。

ミドルキーワードは月間検索数が1,000~10,000程度で、より具体的な製品名や特徴を含む複合語が多くなります。「iPhone バッテリー交換」「低カロリー レシピ」などが例として挙げられます。競争は適度で、一定の流入が期待できる中間的な位置づけとなり、サイトの成長段階に応じて徐々に取り組んでいくのに適しています。

ロングテールキーワードは月間検索数が1,000未満と比較的少ないものの、購買意欲が高いユーザーが検索する具体的なキーワードが多いのが特徴です。「iPhone15 バッテリー持ち 比較」「糖質制限 レシピ 豆腐」といった複数の語句を組み合わせたキーワードが多く、具体的なニーズを表すキーワードであることからコンバージョン率が高くなる傾向にあります。

検索数データに基づくコンテンツ設計

検索数データを活用したコンテンツ設計では、まずユーザーの検索意図を理解することが重要です。例えば「WordPress 使い方」という検索キーワードに対しては、初心者向けの基本的な解説から始まり、具体的な設定手順、よくある疑問点の解消まで、段階的に情報を提供する構成が効果的です。

見出しの組み立てでは、主要なキーワードを含む大見出しの下に、関連する検索キーワードを含む中見出しを配置していきます。その際、検索数の大きい順に情報を並べることで、より多くのユーザーニーズに応えることができます。例えば「WordPressブログの始め方」という大見出しの下に、「ドメイン取得方法(検索数800)」「テーマ選び(検索数600)」「プラグイン設定(検索数400)」といった具合です。ただし、単純に検索数の大小だけで見出しの順番を決めてしまうと、ユーザーにとってわかりにくいコンテンツとなってしまうこともあるため注意しましょう。

コンテンツの構成では、検索意図に合わせて情報の深さと範囲を調整します。例えば「初心者向け キャンプギア」というキーワードであれば、基本的な道具の紹介から始まり、予算別の選び方、季節による使い分けなど、読者の知識レベルに合わせて段階的に情報を展開していくことが重要です。また、季節性のあるキーワードについては、需要が高まる時期の1〜2ヶ月前にコンテンツを公開することで、効果的なタイミングでの露出が可能となります。

まとめ

検索数を把握することは、効果的なSEO戦略を立てる上で重要です。本記事では、Googleキーワードプランナーを中心に、aramakijakeやUbersuggestといった無料ツールを使って検索数を調べる方法をご紹介しました。

特に重要なのは、サイトの成長段階に応じて適切な検索ボリュームのキーワードを選択することです。新規サイトでは月間検索数1,000未満のロングテールキーワードから始め、徐々にボリュームの大きなキーワードへとステップアップしていくアプローチが効果的でしょう。

まずは無料ツールを活用して検索数の調査から始め、段階的にサイトの成長を図っていきましょう。

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